感染爆発〜パンデミック・フルー 感想

第二弾は

 

「NHKスペシャル シリーズ最強ウイルス」第一夜として放映された

『感染爆発〜パンデミック・フル−』

 

第一弾に引き続きまたまたNHKのドラマ、しかも2008年放送のドキュメンタリー特別ドラマです。

 

昨今流行しているCOVID-19の世間への影響に関する理解の一助になるのではと思い、鑑賞しました。

 

設定は、日本海を挟んで面する閉鎖的な某国から北国の寒村に難破船が辿り着き、その船員から、新型鳥インフルエンザウイルスが持ち込まれ、日本中、そして世界中に被害が拡大していくというものです。

 

最終的に第一波が落ち着いた段階(まだ全然収束していない)で日本全国で120万人が死亡、そしてタミフル耐性であるため、対応するワクチンが全く存在しない。今回のコロナウイルスよりもよっぽどヤバい事態が引き起こされています。

 

国は当初その寒村の封鎖により抑え込みにかかりますが、時既に遅し。すぐに東京でも感染者が確認されあっという間に被害が拡大していきます。全ての物流が混乱し卵が1個あたり100円!

当然のように医療崩壊が起こり、人工呼吸器も不足、病床不足で患者が病院のアチラコチラに寝転がっています。これはあくまでも現在の報道より考えられる想像なのですが、イタリアやスペインで現在起こっている医療崩壊の現場もこんな感じなのではないかと思ってしまいました。

 

このドラマ自体には特にオチ(punch line)はないのですが、今現実世界で起こっているコロナ狂騒曲を体験しているだけに、今後起こりうる事態として素直に恐怖を感じました。

 

 

これを観たところで何か対策ができるわけではありませんが、今後より悪化する可能性のあるコロナ狂騒曲に対する心構えとして備えておくのはありなのかもしれません。

 

最後に、三浦友和も若いんですけど、麻生祐未がとっても若くて綺麗!(今も綺麗なんですけどね。。最近演じる役柄が癖のあるものばっかり、テセウスの船の先生の役とか)最初松雪泰子かと思ってしまったんですけど、ほくろがないし、声も違うし。。

 

坂上忍って本当に俳優してたんですね!彼が演技しているのは正直初めてみましたw

 

本日はここらでお開き...